ストレスを感じたら便秘症


便秘とは排便が順調でない状態のことですが

●毎日きちんと出ていても1回の量が少ない時は便秘

●2~3日に1回程度の排便 でも十分な量が出ていれば便秘でない

ともいえます。

便秘症とは、この順調でない排便の状態によって苦痛やストレスを感じ、治療が必要な状態をさします。

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便秘症にも色々なタイプがありますが、日本人に最も多いのは弛緩性の便秘です。
小食な人や食物繊維の摂取量が不足している人に多く、腸のぜん動運動が弱 まっていることが原因です。
食事量を増やしたり、食物繊維を含む食べ物を積極的に摂取することで改善することができます。
トイレを我慢してしまうことが多い人に起こりやすいのが直腸性の便秘です。
我慢することで脳が便意を感じにくくなってしまい、タイミングを逸した便は固くなって出なくなります。
便意を感じたら、きちんとトイレに行くことは非常に大切なことなのです。
その他、過敏性大腸炎でも便秘になります。

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過敏性大腸炎というとお腹を壊す症状がクローズアップされがちですが、実は便秘になることもあります。腸の運動 が激しすぎて痙攣を起こすと便秘になります。原因として多いのはストレスですので、ストレスを溜め込まないことが大切です。このタイプの便秘症は下痢と便 秘を繰り返します。
このように便秘症には様々な要因が挙げられますが、改善するための基本は規則正しい生活とバランスのとれた食事です。
3食しっかりと食べて栄養が偏らない ように気をつければ、腸内環境が改善されて排便がスムーズになります。
また、運動不足の解消やトイレを我慢しないことも便秘症の改善には必要不可欠です。 慢性的な便秘は体への負担も小さくはありませんので、気をつけなければなりません。

 

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